【シロアリ被害発覚!】第01号物件での防除工事と、知っておくべき「防衛策」

不動産投資の第01号物件にて、冷や汗ものの事件が発生しました。

9日に契約・鍵の引き渡し、10日にはすぐに入居というタイトなスケジュールの真っ只中、7日に急遽「シロアリ防除工事」を敢行することになったのです。

1. 「まさか自分の物件に…」初めて見た基礎の裏側

不動産業界にいた頃から「この地域は海が近く、湿気が多いためシロアリ被害が多い」という噂は耳にしていました。しかし、いざ自分の所有物件となると話は別です。

所有者として初めて建物の基礎部分(ベタ基礎)を潜り込んで確認したところ、そこには目を疑う光景が。土台の木材部分に、はっきりとシロアリの食害跡を発見してしまいました。

致命的な構造欠陥とまではいかないものの、実際に自分の物件が蝕まれているのを見るのは、投資家として非常に凹みます……。

2. シロアリの執念:カーテンボックスまで続く「蟻道」

さらに調査を進めると、過去の防除作業のおかげかシロアリの個体自体は見つかりませんでしたが、彼らが作った「蟻道(ぎどう)」が確認されました。

驚くべきことに、その道は床下から壁を伝い、なんと窓のカーテンボックスまで達していたのです。シロアリの侵食スピードと執念には、改めて恐怖を感じました。

3. 究極の選択:薬剤バリアか、巣ごと全滅か

今回は、コストと今後の出口戦略(売却)を考慮し、2つの工法を比較検討しました。

比較項目薬剤全面処理(今回採用)セントリコンシステム
費用(目安)約8万円(建坪約20坪)約18万〜21万円(外周約40m)
保証内容5年間保証(建物保証1,000万円はなし)5年間保証 + 建物保証1,000万円
効果の仕組み建物単体に薬剤のバリアを張る巣(コロニー)ごと全滅させる
メリット初期費用が安く、即効性がある巣まで退治し、建物の価値を強固に守る

※2011年の金額です。詳しくは専門業者へお問合せください

【結論】

次の入居者が退去するタイミングでの売却も視野に入れているため、今回はコストを抑えた「薬剤全面処理(8万円)」を選択しました。巣まで退治するセントリコンは魅力的ですが、投資としての費用対効果を考え、今回は「保留」という形をとっています。

4. 沖縄の不動産投資における「シロアリ」の重み

沖縄において、住宅購入や不動産投資を行う上でシロアリ問題は絶対に無視できません。

シロアリ被害を放置することは、大切な資産価値を著しく低下させる大きなリスクとなります。特に周囲で被害報告がある地域は、「うちは大丈夫」という根拠のない自信が命取りになります。

とはいえ、4〜5年に一度、数万円〜十数万円の薬剤処理コストが発生するのは経営的には痛手です。

5. 長期保有なら「床下換気扇」も視野に

もし、この物件を一生持ち続ける、あるいは自宅として住むのであれば、物理的に湿気を飛ばす「床下換気扇」の設置も有効な手段です。

以前勤めていた不動産会社の建築部門(木造住宅担当)でも、床下換気扇を推奨していました。不動産投資においては、設置費用とその後のメンテナンス、そして防除費用の削減額を天秤にかけ、費用対効果が見合うなら積極的に検討すべき設備と言えます。