第02号物件の賃貸契約完了!仲介業者のトラブル回避と「客付けの裏ルール」

2011年2月15日、大安。私の所有する第02号物件の2階フロアにて、無事に賃貸借契約が締結されました。 今回は、地元沖縄の「う〇ま不動産」さんの事務所にて、前家賃・敷金・礼金の計3ヶ月分をしっかり受領。入居者様、そして尽力してくださった営業担当さんには感謝の言葉しかありません。

しかし、この契約の裏側では、不動産業界特有の「客付けトラブル」が勃発しかけていたのです……。


1. 仲介手数料の「嬉しい誤算」と感謝の謝礼

今回の契約では、う〇ま不動産さんから仲介手数料の請求がありませんでした。 通常、大家(貸主)側も手数料(AD/広告料)を支払うケースが多い中、これは非常に嬉しい誤算。その分、お約束していた謝礼1万円を営業さんに手渡し、感謝の意をお伝えしました。

※2026年現在の視点:最近はAD(広告料)として家賃の1ヶ月分を支払うのが沖縄でも増えつつありますが、こうした良好な関係性があれば、コストを抑えた柔軟な運用が可能になります。


2. 【業界の闇】仲介業者間の「客の奪い合い」トラブル

実は今回の入居者様、当初は別の「T不動産」で案内を受けていたそうです。 しかし、T不動産の対応に納得がいかなかったため、入居者様自らの意思で「う〇ま不動産」へ依頼し直し、契約に至りました。

契約前日、T不動産の営業マンから私の元へ不穏な電話が入りました。 「あのお客さん、どうなりましたか?」 「どこで契約するつもりですか?」

かつて不動産営業を経験していた私ですが、久しぶりの現場感覚に、ついうっかりお客さんの情報をポロッと漏らしてしまいそうに……。すぐに異変に気づき、契約先の名前は出しませんでしたが、冷や汗をかいた瞬間でした。


3. 不動産業界の暗黙のルール「抜き」とは?

不動産業界には、「最初に案内した業者が優先される」という強い暗黙のルールがあります。

  • トラブルの理由: 後から出てきた業者が契約をさらってしまうと、最初にコストと時間をかけて案内した業者の利益(仲介手数料)が消えてしまうからです。これを業界用語で「抜き」と呼び、激しい報酬争いに発展することがあります。
  • 例外: 今回のように「入居者様が自ら業者を指名して変えた場合」は、正当な権利として認められます。

それでも、一部の強引な業者は「仲介手数料をよこせ」と横槍を入れてくることがあります。今回は入居者様が「T不動産の対応が悪かった」とはっきり伝えてくださったおかげで、トラブルを回避できました。


4. これからの客付けと管理のあり方

現在、入居者様はネット上の口コミやSNSを徹底的にリサーチしています。

  • 「情報の透明化」の加速: 昔のように「囲い込み」や「無理な誘導」は通用しません。対応が悪い業者は、今回のようにすぐに入居者様から見放されます。
  • セルフリーシングの台頭: 大家自らがSNSや掲示板サイト(ジモティー等)で募集し、直接契約するケースも増えています。しかし、今回のような業者間トラブルを避けるためには、やはり信頼できるプロを間に立てる重要性は変わりません。

まとめ:契約完了は「管理」のスタート

無事に契約が済み、夜は美味しいビールで祝杯を挙げました! しかし、一息つく暇もなく、これからは「鍵の引渡し」や「駐車場のライン引き」など、入居者様を迎え入れる準備が始まります。

不動産投資は、契約して終わりではなく、入居者様の生活を支える「サービス業」の始まりです。これからも、誠実な経営を続けていきたいと思います。